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家庭訪問記録より ~by アナコットスタッフ~


今回からはアナコットスタッフが書いたアナコットの活動で起きた
いろいろな記事も加えて更新していきたいと思います。

さて、今回は児童の家庭訪問について…

ちぃ先生は毎月、児童たちの家庭訪問を何軒も行います。

家庭訪問の目的の1つは、子どもの家庭の問題を把握して改善するため。

何日もまともに食べることができていない、家族が病気になっている、
家を追い出されそう、父親が母親や子どもに暴力を振るっている…などなど。
子どもの様子がおかしかったり、何か情報が入ると、すぐさま家に向かいます。

もう一つの目的は、就学支援が必要かどうか、家庭の状況を良く知るためです。

シェムリアップの中心地から少し離れたところ。
デコボコ道を進んだところにあるお家。

ヤシの葉と木できた家は一部屋だけど、比較的しっかりした感じ。
家の中はとてもきれいにされている。というか、物がほとんどない。

家庭訪問_1 家庭訪問_2 
  
 カンボジア特有の高床式住宅
 竹や廃材,椰子の葉,拾ってきたトタンなどで作られています

この家には小学校に通う男の子がいます。
学校の先生から「支援が必要だと思う」と聞いたので、お母さんと子どもたちと話して、
どんな状況か詳しく調べます。

いろんな質問をしてこれまでの状況や今大変なことを聞いていくのは、
アナコットの一員のシヴォン先生とルォム先生。
ゆっくりとした話し方をするシヴォン先生の問いかけに、
お母さんは少しづつ大変な状況を話してくれました。

「10年前に旦那が死んで…」
「今日はごはんを食べてない。昨日はご飯に醤油をかけて食べました。」

家庭訪問_3

お母さんは聞いたことにちゃんと答えてくれますが、
それだけでは見落としているところがきっといっぱいある。
ちぃ先生は先生たちがお母さんと話している間に、
子どもと楽しい話をしながらいろいろと普段の状況を聞いていきます。

「このビーズ、作ったの?」
「うん、これでネックレスを作ったら、お店の人が買い取ってくれるの。
 でも最近は買ってくれないんだ。」

家庭訪問_4

そして、家の中の様子もよく見て、そこから何か気づくことはないか見ていきます。
お米もほかの食糧も見当たらない。

家庭訪問_5 ←調理場にあったのはかぴかぴになった調味料のみ


そして何かの薬が大量にある…。
もしかしたら…と思って聞いてみると、やはりエイズの薬。
お母さんは今の旦那からエイズをもらったらしい。

そこから、お父さんは何をしているかという話に。

「お父さんは今仕事してるの?」
「よくわからないけど、いつも家にいないの。」
「お金は家に入れてくれる?」
「いいえ…、あの人も病気になって辛いからしかたないのよ。」

いつもお酒でも飲んでるんじゃ…
ちぃ先生は、お父さんも呼んで話を聞きたいとお母さんに言いました。

数分後、お父さん登場。
顔も赤く、目も充血してる。
「お酒飲んでるの?」と聞いても「飲んでない」の一点張り。
でも近くに寄ると、酒臭く、しらふを装おうとしている体は静止がきいていない。

訪ねる家庭それぞれにいろんな問題を抱えていて、
それは彼らがすき好んで生んだ状況ではありません。
親たちは抜け出そうとしてきたけど失敗したのかもしれない。
もしかしたら抜け出し方がわからなくてもうあきらめたのかもしれない。
もうどうにもなりっこないと希望を持っていないのかもしれない。

難しい状況だけど、子どもがいるならばこの子のためにできることをしていこうよと、
ちぃ先生はお父さんに厳しく話していきます。

家庭訪問_6

支援をするとき、そこになくてはならない一番大事なことは、
支援を受ける人たちが状況を変えたいという気持ちと
変えようとをする覚悟をもっていること。
子どもの就学支援をする時は、保護者もその気持ちと覚悟をもって
子どもの学習を一緒に支えていくことが求められます。

そして、これが一番難しいところ。
支援を始めてしばらくすると、子どもも親も気が抜けていくことがしばしば。
そんな時はまたちぃ先生が家庭訪問をして、ビシッと指導をしていきます。


7月、カンボジアでは手足口病が広まっていることが判明しました。
感染の拡大を防ぐため、7月下旬からカンボジア全土の小学校が閉鎖され、
10月の新年度スタートまで、子どもたちはいつもより長い夏休みを過ごしています。
就学支援を受けている子どもたちは、ちぃ先生からしっかり宿題をもらったので、
今必死に取り組んでいることでしょう。


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[ 2012/08/09 03:29 ] 里子家庭訪問記録 | TB(0) | CM(1)
質問
 以前カンボジアを旅行した時、空ペットボトルを収集する子供たちから食べ物をねだられました。
少し分けてあげましたが、「外国人にねだれば簡単に食べ物が手に入る」と、おかしな習慣付けてしまうような気がしました。お金を上げるのも同様であり、水などのおつかいを頼んでチップとして幾らか渡すのが良いかとも思いましたが、持ち逃げされるリスクと言葉が通じないということで断念しました。

 多くの方がこのブログを読み、カンボジアを旅行して私と同じ事を考える方もいらっしゃると思います。こういった場合、どのような対応をすべきかこのブログで提案してみてはどうでしょうか?
[ 2012/08/24 21:18 ] [ 編集 ]
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