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29 October, 2010(Fri)

洪水,結局約3週間の学校閉鎖。
川の氾濫はそれほどでもなかったが…
ワット・ボー地域は全く水が引かず,
教室内の水が引くのに1週間,
子どもたちが登校できるくらいに校庭の水が引くまでに,
さらに1週間以上かかった。

一時,自宅には近所の人たち25人が非難してきた。
昨年に比べると,今年はどうってこともない。
が,引きこもり用に買った30キロの米は2日でなくなった…。

・・・・・・・・・・・・・・

昨年の悪夢のような大洪水を思い出す。
80才のおばあちゃんが 「こんな洪水は見たことがない」と…。
竹やヤシの葉で作られている小さな家は流された。
高床ではない家はベッドの上まで浸水。
火をおこすこともままならない。
大抵の家にはトイレも水道もついていない。
飲料水を手に入れるのが非常に困難。
千草邸にはトイレも水道も電気もついている。
が,断水・停電2週間。
胸まである汚水の中を漕いで,
20ℓ容器の水と木炭を何度も買いに行ったっけ…。
夜になると・・・
「家の子の死体を見つけてください!」
「1000ドル払うから!!誰か探して!!」
そんな叫び声が聞こえていた。

・・・・・・・・・・・・・・

今年は溺死事故はなかったようだ。
感電事故は2件だったらしいが。

近所の子どもたちは,相変わらず一寸法師のように元気いっぱい現れる。
「ねあっくる~~~!遊びに来たよ~~~!」
桶や発泡スチロールのボートを漕いで,日中は続々と子どもが集まってくる。

一時避難してきた居候たち。
男性陣は買出し,火おこし係り。
女性陣はひたすらおしゃべり,炊事係り。
子どもたちは遊び,お手伝い,そして,1日3時間の学習。
家庭で勉強する習慣のない近所の子どもたち。
「え~!勉強?」 な~んて言う子は一人もいない。
初めてのことにとっても楽しそう。


そんなこんなで,今日から学校再開。
3日前から先生方は大忙し。
壁や床にこびりついたデロデロを削り。
水浸しになっていた教科書や書類たちを日向ぼっこさせて。
あちこちから流れ着いた大量のゴミたちを燃やし…。
今朝も朝から全校生徒で大掃除。

なんだかようやく新学期が始まった感じ。



新年度,児童数は5023人。。。
どんどん膨れ上がるワット・ボー小学校。
このままワット・ボー小が大きくなっていくことは
全くもって喜ばしいことではない。
周りに小学校はたくさんある。
校区に従って分散できるのが一番の理想だけれど。
教員の質の問題,意識の問題,教育局の問題…
簡単には解決できない問題が山積み。

それよりも,まずは目先の問題。
というのがカンボジア式。
教室数が足りない。
一番古い崩れかけた木造校舎を解体。
9月の長期休暇より,増築工事に着工。
もちろん資金はゼロ。
国からもどこからも出ない。
保護者や地域の寄付金を募る。
来月は募金集めの全校パレードを実施予定。
目指せ,2万ドル・・・と,職員は盛り上がっているが。
2万ドルなんて大金,本当に集まるのだろうか・・・??

何はともあれ。
よし!始まるぞ~!
腫れあがったゾウさんの足はクマさんくらいまで小さくなったし。
近所のおばちゃんたちの作る料理で,毎日栄養たっぷりとったし。
子どもたちといっぱい一緒に過ごして充電完了!
今日からまたパワー全開だ!!

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[ 2010/12/25 01:19 ] 日記 2010 | TB(0) | CM(0)
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