26 April. 2009(Sun.)

23時,予定より30分ほど遅れてシェムリアップ空港に到着。
飛行機を降り,熱風とカンボジアのにおいで帰ってきたことを実感。

空港到着出口の前は100名以上のすごい人だかりができていた。
こんな時間でもモトの運ちゃんがこんなにいるの??
不思議に思いながら出口へと進む。
と,人だかりから歓声がおこった。
「ちい~ッッ!!!!!」
あ,一番前にいるのは校長先生!?
飛び跳ねて手を振っているのはシヴォン先生!?

これは…この人だかりは…ワット・ボー小学校の先生方だ!!
荷物を放り投げて猛ダッシュ!
あっという間にもみくちゃにされた。

力いっぱい抱きしめてくれるみんなの腕から「お帰りなさい」が伝わってきた。
おばちゃん先生たちは涙でぐちゃぐちゃになっている。

最初に遠くに見えたはずの校長先生の姿がない。
「校長先生は??」
そう言うとみんなが微笑みながら指差して道を開けてくれた。
校長先生は隅っこに立って後ろを向いていた。
眼鏡をはずして目をこすっている。
「先生,ただいま!」
いつものとびっきりの笑顔でふりかえった。
「ちい,お帰り。本当に本当に帰ってきてくれたんだね。」
そう言っておもいっきり握手した。

帰ってきてよかった。
こんなにもみんなが待っていてくれる。
そのことを全身いっぱいに感じることができる。

協力隊の任期終了前にもらった最高のプレゼント。
『戻ってきてほしい』 という嘆願書。
それは,先生方,保護者をはじめ,地域の人たち一万人を越える署名であった。

もっともっとここでやりたいことがある。
まだまだ自分にできることがあるかもしれない。
カンボジアのみんなと同じ目標に向かってともに歩んでいきたい。

迷いは全くなかった。


翌朝,久しぶりのワット・ボー小学校へ出勤。
校門の前,全校生徒のお出迎え。
音楽隊の子どもたちが泣きながら歓迎の演奏をしてくれる。

3ヵ月半前,同じように涙の演奏をしてくれた。
「絶対に絶対に帰ってきて!」
子どもたち一人ひとりから涙のメッセージをもらった。
声にならない言葉で,必死で思いを伝えようとしていた姿を思い出す。

今日も涙だけど。

笑顔があふれるしあわせの涙。

全校児童一人ひとりから一本ずつお花が渡された。
あっという間に持ちきれなくなって先生方に手伝ってもらう。

いっぱいのしあわせを感じる。

こんなにも人にあいされてるって思えること。
それ以上に。
こんなにも人がすきって思えること。


日本での3ヶ月半。
また,かけがえのない新しい出逢いがいっぱいあった。
尊敬する人たちにたくさんのことを学んだ。
いつも陰で支えてくれる仲間たち。
こんな私を応援してくれる素敵な人たち。


わたしにできることなんて…
ほんっと~にちっぽけだけれど。


今は,自分の全てを懸けてここで生きよう。
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[ 2010/07/12 23:45 ] 日記 2009 | TB(0) | CM(0)
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