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12 Jan. 2008 (Sat.)

毎朝行われる朝礼。
全校児童による国歌斉唱。

みんな真剣に歌っている姿が微笑ましい。
が…リズムも音程もバラバラ。
知らない人が見たら…
呪文を唱えているとしか思わないだろう…。
もしくは,早口言葉の練習か?

この国歌のひどさは,先生方も感じているようだ。
「ひどい国歌よね~」と言う先生が何人もいる。
先生方が気付いている。
これはいいことだ。

校長先生に言ってみた。
「国歌を何とかしてみませんか?」
「おぉ!いいね!」
「もう両手で弾けるようになった先生が3人いるんです。
 その先生たちにキーボードで伴奏してもらうことにしたいんですけど。」
「おぉ!いいね!」

ノリノリの反応。
予想通り。
一昨日の第一回目。
大失敗。
シヴォン先生に伴奏をしてもらったが。
子どもたちはピアノの演奏に聴き入ってしまい,誰も歌わなかった…。

昨日の第二回目。
また大失敗。
始める前にロックルーに説明してもらった。
ピアノの演奏と一緒に歌うということ。
しかし…ピアノと歌がそれぞれに暴走。
歌が終わったとき,伴奏は曲の半分までしかいっていなかった。

聞きながら歌うということができない。
聞きながら弾くということができない。
というか,そういう経験がない。
日本では,あえて「伴奏を聞きながら歌いなさい」とは言ったことがなかった。
歌は自然と伴奏に合っていたから。

ピアノで伴奏をすればリズムくらいは合うだろう。
と思っていたが…
甘かった。

今日の第三回目。
これまた大失敗。
ピアノの前に先生方を集めた。
正しく歌う先生方の歌声を聞きながらだったらなんとかなる!と思った。
が…先生方の音程もリズムもハチャメチャだった。
歌が終わったとき,伴奏は3分の2までしかいっていなかった。

3回の失敗を重ね,やっとわかった。

簡単にはいかない。


うまく歌えないことを校長先生は叱りつけてしまう。
「何でカンボジア国歌を日本人が歌えて,カンボジア人が歌えないんだ!!」
「あ~ッッ!!違う違う!!なんてひどいんだ!!」

朝からマイクで大激怒…。
校長室で話す。

「できないことを怒ってはいけない。
 できないから学ぶんであって,だから教師がいる。
 できないことをできるようになりたい!って思わせるのが,教師の大事な役割。
何年も歌ってきた国歌のどこがおかしいのか,それに気付くのは難しいことだと思う。」
などなど。
私の考えを言ってみる。

「私はちぃに対して恥ずかしいんだよ。
カンボジア人は国歌すらまともに歌えない…。」
苦笑いして言う校長先生。

「教わったことがないんだから,できなくて当たり前!
慌てずじっくり取り組んでいきましょう。
まずは,先生方からですね!
先生方がお手本を見せることができたらいいと思いませんか?」

「ようし,そうしよう! 来週から特訓だ!!」

ということで,来週から特訓。
朝と夕方,毎日15分。
全職員で練習することが先生方に伝えられた。

意外にも,「かったるいな~」なんて言う先生は一人もいない。
逆に,「ちぃ,国歌教えて~。」
と私を捕まえて国歌を歌いまくる先生が何人もいる。

学ぶチャンスを待っていたんだ。

来週から楽しくなるぞ~。
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[ 2010/07/08 20:08 ] 日記 2008 | TB(0) | CM(0)
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