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27 Aug. 2007 (Mon.)

午前,音楽隊の指導を終えたところ。
2人の観光客が,トゥクトゥクで職員室前までやってきた。
いつものように通訳を頼まれる。

オランダ人20代の男性と女性。
この学校でボランティアがしたいと。
期間を尋ねると,明後日帰国すると言う。
どんなボランティアをしてくれるのかと尋ねると…
「全くわからない。」らしい。
自分たちは教師ではないから,何をどんな風に教えたらいいのかもわからない。と。
でも,ボランティアをしてあげるんだ。と。
呆れて言葉に詰まる。
しまいに,「何をしてほしい?」と聞いてくる始末。
いやいや,別に何も頼んではいませぬが。
と言いたいところ。
校長先生,教頭先生の顔を立てるため,ぐっと我慢。

いったい何様??
自分たちには~のスキルがある。
それを生かして,~を子どもたちに伝えたいと思ってやってきたが。
お手伝いさせてもらえないか。
と切り出すのが筋。じゃない?
ただ,カンボジアの子どものことを知りたくて来たのなら…
「ボランティアがしたい。」じゃなく,「勉強させてください。」でしょ?

現地のことを全く知らない。
本当のニーズを探ろうとしない。
伝えたいことも特になし。
突然現れて,「2日間,何をしてほしい?」なんて。
傲慢すぎるにも程がある。
誰ともコミュニケーションすらとれないのに,自分たちに何ができると思ってやってきたのか。
ゴミ拾いでもしてればいいのに?

人のことは言えない。
やっぱりボランティアは自己満足でしかない。
結果的に,少しでもこの地の人たちの役に立てるように。
常に五感をしっかりと働かせ,現地の人々と共感し,ニーズを探る。
それを一瞬でも忘れぬように。
日々自分に言い聞かせる。
それを忘れたとき,わたしもゴミ拾いをするしかなくなる。
「You think we aren’t helpful ? What can we do for this school ?」
再度聞いてくる。
「It’s up to you.
If you want to do something to help us, you have to figure it out by yourself.
Don’t you think so ?」
ここまで言って,やっと,言いたいことを少しわかってくれたようだ。

男性の方は諦めた。
自分にできそうなことはない。と。
女性の方は,午前中よく考えて準備し,午後出直してくる。と。

英語がちょっとできるコン・ロアッ先生は,彼女のために一日潰した。
彼のクラスに入ることになったから。
と言っても,彼女が教えられるのは英語くらいしかない。
おかげで,今日の彼のクラスの授業は,英語のみになった。
5コマぶっ通し。
もちろん,小学校の時間割に「英語」なんて教科はないのだけれど。
担任との打ち合わせの時間もないのだから,彼は通訳をするしかない。
通訳にテンパッテいる彼を助けに,教室へ行ってみた。
誰のための授業なんだか…。
非常に滑稽だ。
「カンボジアを助けるために来た」と,胸を張ってやってきた彼女。
を,必死で助けるコン・ロアッ先生。

カンボジア人は心が広い。
自分たちのために何かしようとして来てくれる人は大歓迎だ。と。
どんなに変な外国人がやってきても,ニコニコ笑顔で話す校長先生,教頭先生。
コン・ロアッ先生も,彼女の前では嫌な顔一つ見せない。
ま,さすがに疲れた様子の彼。
明日は別のクラスに入ってもらうことにしたらしい。

迷惑でしかないボランティアにはなりたくない。
自分の活動を振り返る,いい機会だった。
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[ 2010/07/06 20:32 ] 日記 2007 | TB(0) | CM(0)
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