23.Jan. 2007 (Tue.)

ホームステイ最後の夜。

サンボウは,ビデオカメラを向けると全然喋らなくなる。
今日は,お父さんは仕事で遅い。
息子2人はお出かけ。
お母さんと,Pepとサンボウ,それから親戚のおじさん,おばあちゃん。

夕飯。
いつものように食べさせられまくる。
大きな皿にてんこ盛りのご飯。
2~3杯食べないと,家族は納得しない。
「今日のご飯はおいしくないんでしょう?」
ということになり,悲しい顔をする。
「ちゅがんに!」を連発して,頑張って食べる。
おかずもご飯もスープも,やっと底が見えてきた!
と思ったら,必ずおかわりを入れてくれる…。
エンドレスだ。
そのようにして,1日4~5食も食べ続けた1週間。
体が重い。

会話が少しわかるようになって嬉しい。
まぁ,ゆっくり話してくれてるからね。
「プノンペンにいる間はここに住むって,JICAにお願いしよう!」
みんながそう話してくれている。
お願いしちゃおうかな。

夜,またサンボウが部屋に来た。
「勉強じゃなくてお話したい。」と。
「明日でちぃは,いなくなっちゃうんだね…。」
一週間のホームステイ。
日本のあるTV番組を思い出した。
世界中の珍しい文化が見れる。
最初は興味を持って見ていたけれど。
あの番組は好きじゃない。
色々な国,民族のことを知ってもらおうという意図かもしれないが。
一週間で何がわかるのだろう。
その土地の人と同じモノを身に付け,同じモノを食べる。
同じように働き,同じように寝る。
そして,その土地の人たちを理解した気になる。
一週間だと思えば,どんな生活だって我慢できる。
日本に帰ればATMでお金を下ろし,食べたいものを食べたいだけ食べられる。
形だけ真似て,その土地の人々の,本当の幸せや苦しみがわかるだろうか。

日本人を喜んで受け入れてくれる人たち。
土足でズカズカと人の文化に踏み込んでいく日本人。

そうはなりたくないと思った。
家族みんなの温かい想いを,楽しく過ごした日々を,感謝の気持ちを。
ずっとずっと忘れずにいようと思った。

手紙を書こう。

プノンペンに上がってきたら,必ず訪ねていこう。
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[ 2010/07/01 17:13 ] 日記 2007 | TB(0) | CM(0)
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