15 July. 2007 (Sun.)

今日は朝から5年生の子たちが千草亭へ。

「ネアックルーの家にみんなで行きたいよぉ。」
「一緒に日本のご飯が食べたいなぁ。」

ずぅ~っと前から,毎日のように言っていた5年生の子どもたち。
先生方が評価で忙しいこの時期がチャンス。
えいッ!
と腹を決め,先週,「次の日曜」という約束をした。
日本食…何を作ろう?
昨夜,久しぶりのスーパーで迷う。
多人数。
カレーなら皆で作れるかな。
でも,カレーはカンボジアの方が美味しいし…。
と,そこで目に飛び込んできたのがシチューのルー!
一箱$4もするけど…ま、たまにはいいか。

9時と言っていたのに,何故か8時に全員集合。
約20名。

ピアニカと,大量のフルーツを抱えてやって来た。

とりあえずみんなでプサーへ。
ジャガイモ,玉ネギ,ニンジン,マッシュルーム。
シチューは食べれない子がいるかもしれない。
ニワトリ一羽と卵も買って,親子も作ることにした。
豚肉を1キロ買うと,
「ネアックルー,500グラムでいいよ。」
「一切れずつ食べるからさ。」
などと言う。
カンボジア人が好きなコーラのペットボトルを3本買うと,
「ネアックルー,1本でいいよ。」
「ぼくたちコーラ嫌いなんだ。」
などと言って気を遣う。

家に戻ると,リンターがお金を集めだした。
「何のお金?」
「食材代。ネアックルーいっぱいお金かかったでしょ?」
これにはビックリ。
しっかりしているなぁ。
気持ちだけありがたく頂いた。

子どもたちの手際のよさにも驚く。
何も指示しなくても,一斉に野菜を洗って皮をむく。
持ってきた果物たちを切って,きれいにお皿に盛り付ける。
「ぼくはご飯を炊くのが得意なんだ!」
と,昨日から張り切っていたソッチーア。
早速,米をとぎ始める。
5合×3回。
家では火を熾して炊くらしい。
電気の炊飯器に感動。
しつつ,「これじゃあ,腕が見せられないよ。」とがっかりする。
「ダーリーンが外で泣いている!」 と,大騒ぎになった。
理由を尋ねる。
「買ってきた卵,落としちゃった~・・・」
と言ってしゃくりあげる。
こんなところはやっぱり子ども。
見ると,ビニールの袋の中でばっちり15個とも割れている。
「さすがダーリーン!まとめて卵を割ってくれたのね!助かるなぁ~♪」
そう言うと,真っ赤に泣き腫らした目をくりくりさせて,ニタ~っと笑う。
可愛いッ!!

鍋に火をかけ,煮ている間にピアニカ授業。
気付けば,近所の人たちが10人ほど集まっていた。

11時半。
みんなで手を合わせて,「いただきます!!」
そして,コーラで,「カンパ~イッ!!」
シチューと親子って・・・。
かなり変な組み合わせだけど,ま,いいか。

喜んで食べる子どもたち。
「シチュー」,「オヤコ」を完璧に発音する。
親子の鶏肉は,もちろん骨付き。
シチューはルーが足りなくあっさり仕上げ。
ま,いいか。

今日,子どもたちと過ごして気付いたこと。

・学級間での対立があるということ。
6年間,1度もクラス替えをしないのだから,当然のことかもしれない。
他学級の子は,大抵,名前すら知らない。

・家での仕事が忙しいということ。
親と一緒にプサーで果物や野菜を販売したり。
家族全員分(約10人分~それ以上)の洗濯をしたり。
食事の支度や掃除は当たり前。
『お手伝い』ではなく,それぞれが一人前の仕事をしなくてはいけない。

夜,プサーで食事をすると,6~7歳の子が料理を運んできたりする。
自分の身体より大きな袋を引きずって歩く子どもたちは,空き缶やペットボトルを集めている。
児童労働。
この国では,全くもって特別なことではない。
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[ 2010/07/06 19:50 ] 日記 2007 | TB(0) | CM(0)
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