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3 July. 2007 (Tue.)

昨日から,年度末の保護者会議が始まった。
全校生徒4800人の保護者が対象。
毎日,午前と午後2回,2~3クラスごとに日時を設定。
同じ内容の会議が一ヶ月続く。

2ヶ月ほど前のある日。
4年生の児童が3ヶ月ほど休んでいることがわかった。
機械的に落第。
という結論を出した校長先生。
子どもに事情を聞いたところ,親の仕事を手伝っていたという。
「保護者を呼んで話をしよう。」と提案してみた。
なぜ?
という顔をしたが,翌日保護者を呼んでくれた。

母親が来た。
生まれたばかりの赤ちゃんを片手に抱き,もう一方の手はまだ幼い二人の子どもの手を掴んでいた。
校長先生が 「なぜ学校を3ヶ月も休ませたのか」 と尋ねた。

夫婦で市場に店をだしている。
子どもが小さいから大変。
長女にもちょっと仕事を手伝わせただけだ。という。
休ませてもらえないなら明日から学校に通わせる。と。

ちょっと切れ気味の校長先生。
2時間しゃべりまくった。

母親が帰ってから。
さらに校長先生は私にしゃべり続ける。
「カンボジア人はなんて愚かなんだ!」
「自分が教育を受けてないから,教育の大切さが何もわかっていない!」 等々。

保護者会議をしてみては?
さっきからずっと考えていたことを言ってみた。
保護者たちに教育の大切さを伝えることができる。
ワット・ボー小がどんな目標を掲げ,どんな取り組みをしているか説明することもできる。
ワット・ボーが子どもからお金をとっている という地域の誤解を解くこともできる。
教育を受けたことのない人に愚かだ!って言っても何も意味がない。
校長先生が地域を育ててみてはどうか。

校長先生の瞳が輝いた!
よし!やろう!

その日から彼は会議の準備をしてきた。
パワーポイントを使って二人で資料を用意した。

この会議には私も出席すること,毎回音楽隊に演奏させること,を校長先生に約束させられた。
理由その1 ~会議の中身について,助言してほしい。
理由その2 ~保護者全員に私を紹介したい。
どこかで困ったことがあったとき,みんなが私を助けてくれるように。と。
理由その3 ~この学校で音楽を指導している,ということを保護者に知らせたい。

などと言ってはいるが。
アコーディオンを抱えてウキウキしている彼を見ると・・・
ただ音楽隊を自慢したいだけ??
って気がしないでもない。

が,毎日2回,音楽隊の発表の場があるというのは,なかなかいい。
現在約60名の音楽隊,全員に発表の機会を与えられる。
子どもたちは勿論大喜び。

会議では,保護者から意見は出ない。
1時間半,校長先生が喋りまくる。

・ワット・ボー小の教育方針と決まりについて
・教育について
・木曜の授業の授業料徴収について
・8月(普通の学校は休み)の授業実施について
・英語,フランス語クラスの授業料について
・スクールバスの料金と範囲について
・保護者へのお願い        等々。

これは,局の人にも聞かせるべき!
色んな誤解が解けるかも!
と思って,昨日電話した。
そして,今日の午前の会議に参加。
ワット・ボーに対して,漠然と批判の目を向けていた彼女。
具体的な数字や学校方針の詳細を知って,少し見方が変わった様子。

どんどん新しいことを取り入れようとするワット・ボー小学校。
何だかんだとケチをつける教育局。
そんな局は,校長先生にとって『敵』らしい。

なんとか歩み寄ってほしい。
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[ 2010/07/06 19:40 ] 日記 2007 | TB(0) | CM(0)
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