8 Jun. 2007 (Fri.)

朝一。
教頭先生に呼ばれる。
校長先生から電話で,今日のモック・ニア小での演奏はナシになったと。
・・・。
理由を尋ねると,モック・ニア小の校長先生の気が変わったからだと。
さすがに頭にくる。
子どもたち,あんなに張り切っていたのに。
移動のバスの中でうたう歌についてまで話し合っていた。

「それはヒドイ!」と,イラついた顔をしてみた。
こっちに来てから一度も怒ったことのない私。
子どもたちの活動。
教師側の都合で予定がコロコロ変わるなんてコトは,あってはならない!
教頭先生は呆気にとられている。
それもそのはず。
ここは日本ではない。
カンボジアでは,予定や計画なんてものはあまり重要ではない。
でも,教育においては日本でもカンボジアでもどこでも,計画的な取り組みってのは大切なこと。
だと思う。

教頭先生が報告したのか,校長先生が慌てて飛んできた。
同じコトを校長先生に話す。

校長先生は理解している。気がする。
これがカンボジアのダメなところなんだ。と。
『予定』とか『約束』というものは,簡単にひっくり返ってしまうんだ。と。
日本のように,全てを「きちんと」したいらしい。
「ちぃも,大分わかってきただろうけれど…だらしがないんだなぁ,カンボジア人は。
時間や約束を守ることができないんだ。」
確かに。
時間にはかなりアバウト。
人が『急いでいる』って場面を,今まで見たことがあっただろうか。
会議や授業に遅れてきても,のんびりと入ってくる先生方。
最初は 『?』 だったけど。
今はもう,大分慣れてきた。
逆に,いっつも走り回っている私を不思議そうに見る。

これは,私にはどうにもできない問題。
校長先生に頑張ってもらおう。
「私みたいに,いつもバタバタ急いでばかりいるのも良くないんですけどね!
私はカンボジアの人たちの,のんびりしたところ,学んでいかなくちゃと思ってます。」

今回は,ま,仕方ない。
子どもたちはがっかりだけど。

出かける予定だった時間は,授業をすることに。
月曜の発表に向けての練習。
新曲『ポン・サバダー・クマエ』を3部に分けてみた。
「これは難しいよ~。」って言うと,大喜びで練習する子どもたち。

明日はプノンペンに上がるので,授業ができない。
『それぞれのパートを極める』というのを,土日の宿題にしてみた。
どのくらい極められるかな~。
もしかすると…月曜の発表に間に合うかも!


昼。教育局から電話。

Wat Boでは教室が足りない。
3年生は,午前午後,それぞれ7学級あるが,教室は6つ。
4~5年生は,6学級ずつあるが,教室は5つずつ。
なので,3~6年生は週に1回休みになる。
その休みになった教室を,一学級が回って使う。

以前,そんな話を教育局のSVにしたことがあった。
それを,教育局の副局長が知ったらしい。
怒った副局長。
「何でそんなことをしているんだ!」
「そんなに生徒を集めるからいけないんだ!」
すごい剣幕で校長先生に電話したらしい。

午後。
校長先生とその件について話す。
2時間,真剣に語る校長先生。

局の人たちは気に入らないんだろうけれど。
問題は校長先生にあるわけではない。と思った。

近くにいるから見えること。
近くにいるから見えないこと。

冷静な目で,真実を見極めたい。
スポンサーサイト
[ 2010/07/05 20:08 ] 日記 2007 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL