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1 Jun. 2007 (Fri.)

今日はボン・サッ・コマー(児童の記念日??)。
チビ音楽隊6年生の20名がピアニカ演奏。

5時。目覚ましシャワーを浴びているところ。
ガンガンと玄関をノックする音。
6年生のデーッ,サムナン,ヴィッチカーがお迎えに。
ちょっと待ってもらって,5時半。4人で歌いながら登校。

2部にしたばかりの国歌,
初お披露目。
3日間で何とか形になった。
けれど,やっぱり国歌は難しい。

7時。
午前の部の全校生徒,実習生が整列し,準備が整った。
が,校長先生の寝坊で30分ほど遅れることに。
ありえないッ!って思ったけど。
驚く先生も,怒る先生もいない。
別に誰も気に留めていない様子。
よくあることなのかしら?

いったん解散すると,再び整列させるのが大変。
その場で待機ということに。
朝とはいっても。
暑い中,ただ待つのはあんまりだ。
教頭先生と相談して,チビ音楽隊の演奏を発表することに。
練習にもちょうどいい♪

全校生徒,ノリノリの手拍子で聴いてくれるので,相当盛り上がった。
けど,まだまだ時間がある。
教頭先生が,「誰か歌ってくれないか。」と。
歌が得意で目立ちたがりのヴィッチカーの出番。
アカペラで,今人気のラブソングを熱唱。
「ネアックルーのために歌うからね。」
と,こっそり耳打ちする彼。
彼の歌唱力にちょっとびっくり。

7時40分,校長先生の到着でようやく開式。
演奏はばっちりだった!!
国歌はかなりの出来栄え☆
トライアングルも加わって,ちょっといい感じ。
指揮者を見ながら演奏することも,少しずつできるようになってきた!

終了後,浮かれポンチの子どもたち。
今朝も相当テンションが高く,何度も注意していた。
「そろそろ喝を入れる頃かな?」と思っていたところ。
信頼関係もできてきたことだし。ちょうどいい。

「あ~あ。難しいなぁ~。」
そうため息をつくと,何人かの子が気付いて,「静かにッ!」と言う。
静かになったところで,コリヤンがたずねた。
「ネアックルー,難しいって何が?」
「このピアニカの授業は,みんなのもの。
みんなでつくり上げていくものだよね?
誰かが協力することをやめたら,みんなで勉強するのが難しいってこと。
しかも,私はクメール語がへたっぴだから,余計にみんなの協力が必要なんだな~。
最初の頃は,みんなが助けてくれたので,とても助かっていたよ。
けれど,もう,協力することをやめてしまったんだね…。
どんなに上手に演奏できるようになっても,これじゃあ音楽を勉強する意味がない。
残念だけど,今日で最後だね。」

「今日で最後って,もうピアニカの勉強しないってこと?」
「どうかな。担任の先生が,もしかしたら教えてくれるかもね。私と勉強するのは最後。」
「これからず~っと?」
「うん。ず~っと。」

ギャーギャーと抗議をする。
「1人ずつ話さないと,さっぱり聞き取れないよ。」

「ネアックルーと一緒じゃないとイヤだ!」と,きかん坊のロッタナ。
「担任の先生は,ピアニカ教えられないよ!」と,やんちゃ坊主のペイン。
「ネアックルーと勉強するの,楽しいから好きなんだもん。」と,甘えん坊のスィーヤン。

「うん。私もみんなと勉強するの,ホントに楽しかったんだけどな…。残念だね。
大丈夫。担任の先生は,みんなより上手にピアノが弾けるようになってきたから。」

リーダー格のチョーラーナーやヴェイッは,イラついたように言う。
「今度から気をつけるから!」
「ちゃんと協力するから!」
「うん。でも,もう今まで何度もみんなに言ってきたことじゃない?
 きっと,みんなは協力し合うってことができないんだね…残念だなぁ。」

シーン…。
「何か質問は?」
シーン…。
「じゃ,これでおしまい。」
誰も動かない。
「私,会議に行くからね,片付けしっかり頼むよ!」
半泣き状態の子どもたち。
でも,どうしていいのか,さっぱり分からない様子。

教室を出る際,「ごめんなさいも言えないのか…。」と小さく呟いてみた。

そう。
カンボジア人は,大人も子どもも,なかなか素直に謝ることができない。人が多い。
自己主張はするが,自分の過ちを認めるのを嫌う。人が多い。
ちょっとしたミスにも,大きな過ちにも,延々と言い訳を述べる場面を何度も見てきた。
子どもたちに,「ごめんなさい」も教えたかった。

会議を終えると,予想通り,子どもたちが待ち伏せていた。
予想通り??
ん~,半信半疑だったかな。
「日本とは違うかもしれない…。帰っちゃったらどうしよう…。」
会議中,ぶっちゃけ,ドキドキしていた。

「ソムトー,ネアックルー。」と,両手を合わせる。
「ソムトー・アイ??」
「協力するのを忘れたこと。」
「ちゃんと協力するから,これからもピアニカ教えてください。」

「うん…。協力すること,助け合うことが一番大事ってこと,忘れないでね。
そうしたら,きっと,いつもみんなで楽しく勉強できるよ!」
「ネアックルー,もう私たちのこと好きじゃなくなった?」
「まさかッ!『ごめんなさい』 も,ちゃんと言えたしね。
『自分が間違ったことをした』と気付いたときに,『ソムトー』と言えたら,それは立派なこと。
みんな立派だったね。」

「また教えてくれる?」
「もう怒ってない?」

「明日も8時,図書室に集合!」

「やった~~~ッ!!」

ふぅ。
子どもたちに言いたいこと,ちゃんと伝わったかなぁ。

ボキャブラリーが乏しいと,こういうとき,非常に不便。
もっと勉強しなくっちゃなぁ~…。
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[ 2010/07/05 20:03 ] 日記 2007 | TB(0) | CM(0)
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