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1 March, 2011 (Tue.)

1月26日,待望の芦別からのコンテナが到着。
学校の前に,校門を通れないほどの大きなトラックが来て。
高学年は授業を中断して出迎えた。

開けてみるとピアノ2台とその他たくさんの楽器。
文房具に運動用具。
そして,靴が3000足。

割れんばかりの歓声が上がり。
炎天下,灼熱の太陽も気にもせずに,
1時間かけて皆で荷物を運んだ。

コンテナ P1260384 コンテナ IMG_3956 コンテナ IMG_3972


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カンボジアでは,日本のように靴をはく習慣がない。
熱帯モンスーン気候,靴や靴下を履く必要がなかった。
幼いときから裸足で外を駆け回ってきたその足は,とっても丈夫。
出かけるときはせいぜいビーチサンダルを引っ掛ければいい。
サッカーも縄跳びも。
子どもたちは砂の上を素足で思いっきり動き回る。

けれど。
どんどんコンクリートが敷かれていく都会では,ちょっと事情が変わってきた。
どんなに強い足だって,コンクリートやガラスの破片にはかなわない。
登下校時,すれすれのところを行き交うバイク。
少しの接触で足先がパックリと割れる。
生爪がはがれる。

2年前にワット・ボー小学校も校庭にタイルを敷き詰めた。
校内でのケガも多くなった。

1年ほど前のことだったか。
足先にボロきれを巻いている男の子がいた。
何の気なしに 「これなぁに?」 と聞いてみた。
「ず~っと前にタイルに引っかけて…」
ボロきれをとって見て…血の気が引いた。
肉がぐちゃぐちゃになって腐りかけ,骨が見えていた。
足の甲のケガなのに,よく見ると太ももまで腫れている。
熱も高い。
すぐに病院だ!

保護者のところに連れて行くと,両親は,病院なんか行かなくていいと言う。
「小児病院は無料で診てくれるのになぜ…?」
「ガソリン代がない。
それに毎日水で洗ってるんだからもうすぐ直る。」
水場に目をやると…そこには,濁った雨水を貯めた大きな瓶が一つあった。

病院には私が連れて行くことになった。
医者は「これは…ちょっと遅かったか…。」と,顔をしかめた。
だが,一ヶ月の入院治療でなんとか切断は免れた。

このような事件が何度も続いた。
そして,学校では2009年の終わり頃から,子どもたちに靴をはかせる指導を始めた。

しかし…。
靴や靴下を買える環境にある子どもは全校5000名のうち2割程度。
学校の運営費やアナコット基金でなんとかやりくりし,約100名分は用意できたが。
全員にはとうてい行き渡らなかった。

以前CIMG2156 以前CIMG2055


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そんな中,芦別国際交流協会から連絡があった。
市内の靴屋さんから約3000足の靴の提供があった。と。
問題は輸送費であったが,由仁町の吉田商会さんがコンテナを提供してくださった。

吉田さん 芦別国際交流協会と石田さん
【コンテナ提供者の吉田さん】   【芦別国際交流協会】



2010年3月から。
たくさんの困難と直面しながら準備を進めてきてださった。

『カンボジアの子どもたちのために』 と。
多くの人たちの想いを乗せて。
大勢の人たちに支えられ。


今日,靴の配布(第一部)が終わった。
これまで靴を買えなかった貧困層の子どもたちを優先的に。
最初の配布から1ヵ月半かかって,1800人の子どもたちに靴が行き渡った。

今,子どもたちは靴をはいて思いっきり駆け回っている。


靴P3141278 靴P3141305 靴P3141311




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[ 2011/05/17 02:58 ] 日記 2011 | TB(0) | CM(0)


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